こんにちは、あしたも焙煎の高瀬です!
各地で喫茶店に立ち寄ることも好きなのですが、先日はじめて名曲喫茶に行ってみました。
名曲喫茶というのは店内にクラシック音楽がレコードやCDなどで流れていて、曲をリクエストすることも可能な音楽鑑賞を楽しむための喫茶店。
今回は東京・国分寺駅そばにある「名曲喫茶でんえん」さんへ行ってきました。

駅から徒歩3分ほどの人通りの少ない静かな路地に店舗がありますが、昭和のまま時が止まっているかのような歴史を感じる外観…
それもそのはず、1957年創業(建物は1924年に建てられた米蔵を増改築したもの)からほとんど変わらぬ姿のままらしいのです。
ただならぬ雰囲気に入口の扉を開けるのに勇気がいりましたが・・・
覚悟を決めて店内へ。

薄暗い店内にはビンテージのような大きなスピーカーからクラシックが流れ、レトロなシャンデリアやランプの灯りに、何だか懐かしく穏やかな気持ちになっていく。
ミルクセーキと自家製チーズケーキを頂きました。評判の高いミルクセーキは帝国ホテル元総料理長の村上信夫さんの直伝レシピらしい。
ミルクセーキはタブレット純さんおすすめマークが入っていた。


美味しい!
心地よく優雅なひととき。追加でホット珈琲(ブレンド種類はペルー、エチオピア、メキシコ、ホンジュラス、ウガンダと記載あり)も楽しみました。


さすが歴史のあるお店で、漫画家のさいとう・たかをさん、小説家の村上春樹さん、俳優の竹中直人さんらが常連客だったそうです。
店内にはさいとう・たかをさんのサイン色紙とゴルゴ13のフィギュアもありました(写真撮り損ねてた・・・)。
ゴルゴ13の実写映画は高倉健さんが演じていましたね。
店内には数多くの絵画やアンティークが飾られているので、座る席によって毎回違った時間を楽しむことができると思います。






次に来たときはどの席に座ろうかと想像してワクワクできちゃいますよ♪
ちなみにクラシック音楽は滅多に聴かないけれど、アンティークのような大きなスピーカーから流れるクラシックが本当に心地よくて聴き入ってしまった。
ちなみに私が訪店したときはこんな感じの曲が流れていました。
- グノシエンヌ第1番(Gnossienne No.1) エリック・サティ(Erik Satie)
- アヴェ・マリア・エレンの歌第3番(Ellens Gesang III) シューベルト(Schubert)
- ペールギュント第1組曲・作品46(Peer Gynt Op.46 Morning Mood) エドワード・グリーグ(Edvard Grieg)
- ボレロ(Boléro,M.81) モーリス・ラヴェル(Maurice Ravel)
- 序曲 夏の夜の夢・作品21(Ein Sommernachtstraum) フェリックス・メンデルスゾーン(Felix Mendelssohn)
- ラプソディ・イン・ブルー(Rhapsody in Blue) ジョージ・ガーシュウィン(George Gershwin)
クラシック曲は詳しくないので、スマホのShazamアプリに音楽を聴かせて曲名・作者を調べた。
きっと選曲が良いおかげなのか、店内で耳にした曲は自宅に帰ってから聞いても心地よい曲だった。
ちなみに1000枚ほどのレコードを所蔵されているそうです。
少し脱線しますが、名曲喫茶が登場する映画を思い出した。
1978年の高倉健さん主演映画「冬の華」で、横浜の馬車道にある「コンチェルト」という架空の名曲喫茶が登場する。
劇中その名曲喫茶で、ヤクザ役の健さんが女性店員にクラシック曲をリクエストするシーンがある。
健さんが「チャイコフスキーのピアノ1番をお願いします」と伝えると、女性店員は「あの・・・今、流れている曲がそうです」と答える。
その時の健さんのバツの悪そうな表情、空気感がちょっとクスッとくる。
名曲喫茶は日本では第二次世界大戦後に流行し、当時は高価で入手が難しかったオーディオプレーヤーとレコードのある音楽鑑賞のできる交流場として1960年代に全盛期を迎えたそうです。
今では身近な場所になかなかない名曲喫茶ですが、映画公開の70年代はまだまだ全国各地に名曲喫茶があったのではないでしょうか。

さて、名曲喫茶でんえんの話に戻りますが、店主の98歳のお母様と娘さんがお店を切り盛りされていました。
2027年は創業70周年。
喫茶店や音楽が好きな方は是非ぜひ訪店してみて下さい。
究極の昭和レトロ、素敵なタイムスリップを体感できますよ^^!
ではでは☆彡
参考
