こんにちはコーヒー大好き焙煎大好きサトです。
私は毎日3~5杯、年間1000杯以上のコーヒーを飲んでいますが、様々な抽出方法や世界各国で飲まれるコーヒーも作って楽しんでいます。
たまにしか作らないメニューの場合「あれ?分量このくらいだったかな?」なんて不安になったり、レシピを引っ張り出して確認することも・・・
そこで今回は、私が良く作っている色々なコーヒーレシピを一覧で確認できるよう纏めてみました。
A4一枚のレシピPDFも用意していますのでご活用ください。
※あくまで自分好みのレシピです、参考程度に自分なりに楽しんで頂けたらそれが一番と思っています☆彡
世界各国のコーヒーは現地レシピ等を参考にしていますが、エチオピア・ブナに使用するような毒性のある葉(ルー)や、入手の難しい素材はレシピからは除外しています
コーヒー抽出器具別のレシピ(一人分)
ペーパー・ネルドリップの香味が一番好みなので、ほぼ365日間この抽出でコーヒーを楽しんでいます。
そのためペーパー・ネルは湯温とレシオの基準がしっかり決まっていますが、その他はざっくりの条件にしています。
エスプレッソはビアレッティ・ブリッカ(2カップ)でのレシピですが、バスケットの大きさから粉の量が必然的に15gと決まるので、挽き目と水の量で濃さをアレンジする感じです。
私の場合ですが、ライトなエスプレッソを飲みたいときは粗挽きにした豆で抽出もします(意外と美味しいですよ☆彡)。
- 深煎り 湯温80℃ コーヒー粉10g お湯220ml(比率1:22)
- 中深煎り 湯温85℃ コーヒー粉10g お湯200ml(比率1:20)
- 中煎り 湯温90℃ コーヒー粉10g お湯180ml(比率1:18)
- 湯温85℃ コーヒー粉10gお湯200ml(比率1:20)
- 抽出時間3~4分
- コーヒー粉15g 水90~120ml(比率1:6~1:8)
- コーヒー粉12~15g 水180ml(比率1:12~1:15)
- 抽出時間3~4分
- コーヒー粉15g 水150ml(比率1:10)トルコ風
- コーヒー粉10g 水200ml(比率1:20)通常
世界各国のコーヒーレシピ(一人分)
コーヒーのルーツであるエチオピアやイエメンなどでは、必ずといって良いほどカルダモンが入るスパイスコーヒーとなります。
このスパイスコーヒーによく使うことになる、カルダモン、クローブ、シナモン、生姜などはいずれも消化促進、血行促進、抗菌、成長などの効能が期待される素材。
気分転換、冷え性や胃腸を整えたいときに飲むのも良いかと思いますよ^^!
- コーヒー粉(中深~深煎り・中挽き)12~15g
- 水 200ml
- ブラックカルダモン 2粒(砕く)
- クローブ 2~3粒
- シナモンスティック 1本
- サフラン 少々
- おろし生姜 小さじ1
- 砂糖or塩 少量
- 1~7を小鍋などで煮出す
- 3~7はオプションとして好みで加える
- 乳香(フランキンセンス)を焚き、お茶請けにポップコーンを添える
- コーヒー粉(中深~深煎り・中挽き)12~15g
- 水 200ml
- カルダモン 1粒(砕く)
- クローブ 1粒
- 生姜 薄切り1かけ
- シナモンスティック 1/3本
- バニラビーンズorエッセンス 少量
- レモングラス 少量
- 砂糖 少量
- 1~8を小鍋などで煮出す
- コーヒー粉(浅煎り・中挽き)2.5g
- 水 125ml
- グリーンカルダモン 1.2g
- クローブ 1本
- サフラン 少量
- 1~5を小鍋などで煮出す
- お茶請けにデーツ(ナツメヤシの実)を添える
- コーヒー粉(深煎り・細挽き)15g
- 水 150ml
- グラニュー糖 小さじ2
- 1~3を小鍋・イブリックなどで煮出し、一度泡立てたら完成
- コーヒー粉(ベトナム産ロブスタ深煎り・細挽き)12g
- お湯 120ml
- 練乳 20g
- あればカフェフィンで抽出
- 氷の入ったグラスに注いで飲んでもOK
- キシル(カスカラ)10g
- 水200ml
- おろし生姜 小さじ1/2
- シナモン 小さじ1/2
- 1~4を小鍋などで煮出す、最初にカスカラを少し炒ってもOK
- ブランデー 30ml
- コーヒー豆 3粒
- 砂糖 小さじ1
- エスプレッソまたはコーヒー 60ml
- 1~3を混ぜてライターで火を付けアルコールを飛ばす(火傷等に注意)
- 上記に4を注いで混ぜて完成
- ウイスキーやラムを代用してもOK
最後のカラヒージョの火を付ける際は注意が必要で、明るい場所だと青白い炎が見えにくいです。
火が付いているのに気づかず「あれ?火ついてるかな?」と覗き込んでしまうと、火傷や髪の毛に引火する可能性もゼロではありません。
ですのでまわりの照明を消す等して暗い場所で火を付けましょう。
というか火を付けずに単純に混ぜるだけで十分おいしいですよ^^♪
ちなみにスプーンの上に角砂糖を乗せてブランデーを浸み込ませて火を付けるコーヒーカクテルは「カフェロワイヤル」になります。
簡単なアレンジコーヒー(一人分)
ここから紹介するアレンジコーヒーはコーヒーと何かを混ぜるだけ!
とっても簡単です。
グラデーションを作る際は、割る飲み物と氷の入ったグラスを用意し、その氷の上にコーヒーを優しく注ぐ(スプーンを使っても良い)と綺麗に2色に分かれたドリンクを作れます。
- 濃い目のコーヒー + ミルク(比率1:1)
- エスプレッソ + ミルク(比率1:3)
- オレンジジュース + エスプレッソor濃い目のコーヒー(比率1:1)
- 後からコーヒーを静かに注いでグラデーションを作る
- みかんジュースでもOK
- トニックウォーター + エスプレッソor濃い目のコーヒー(比率1:1)
- 後からコーヒーを静かに注いでグラデーションを作る
- エスプレッソor濃い目のコーヒー + チョコレート(好みの量)
- チョコは板チョコや粒チョコ、チョコシロップなどでOK
- エスプレッソor濃い目のコーヒー + ビール(比率1:1)
さいごに
今回は世界各国のレシピと簡単に作れるアレンジコーヒーを紹介してみました。
ちなみに、エチオピアのブナ(煮出しコーヒー)というのは、お客様をもてなすためのコーヒーセレモニーのもので、本来は生豆をドーム状の鍋で焙煎するところから始めます。
焙煎している間は、お客さんは焚いているお香の香りや、出されたポン菓子を楽しみながら待ちます。
日本の茶道とちかいものがありますよね♪
また、アフリカや中東では基本的にはカルダモンが入ったスパイスコーヒーが多く、飲み慣れていない味に「これコーヒー?」という印象になるかと思います^^;
この記事を最後まで読まれているあなたは既に「沼ってる」方だと思いますので、世界各国で飲まれているコーヒーの味や風景をイメージしながら楽しんで頂けたら嬉しいです^^!
それではまた☆彡