自家焙煎珈琲の通販にチャレンジ 副業立ち上げのきっかけと屋号+1年経過の現状

今年(2022年)は春から珈琲自家焙煎にハマっていました。

焙煎を始めたのは通っている喫茶店のマスターが「焙煎楽しいよ!」と言ってくれたのがきっかけ。

それで自宅で豆を焼いてみたら美味しくて、それが始まりだった。

焙煎は週に1~2回程度で続けているけど楽しいし、嫁さんや実家の両親も自分の作るコーヒーが美味しいと気に入ってくれた。

家族で飲むコーヒーも全て自分で焙煎したものを飲むようになりました。

  

珈琲販売するようになったきっかけ

ある日、ツイッターで実家に送るコーヒーの写真をツイートしたら「それ買いたいです!」とフォロワーさんから言われたのです。

ツイッターでF1繋がりで「イイね」したりコメントする事はあっても会ったこともない方。

最初は「自分のようなただのコーヒー好きな素人から豆は買わないよな・・・」って冗談だろうと思った。

「都内ならどこでもお届けします」なんて冗談交じりで返事してみたけど、数回やり取りするうち「これ・・・本当に買おうとしてるのでは・・・?」と思えてきた。

例えこれが自分の勘違いでも、好きな事で商売してみるのは素敵なチャレンジじゃないかなと思えてた。

 

それで決めたんです。

サラリーマンしながら副業で自家焙煎珈琲の販売やってみよう!と。

これまで商売なんてしたこと無いので「失敗して当然」くらいの気持ちでやってみようと。

もしも、本当に誰かが月に1人、2人でも自分が焙煎した珈琲を買ってくれたり、美味しい、なんて言ってくれたら、それだけでも嬉しいじゃんと。

そう決め込んだら「ハマったら一直線」の自分は、販売サイトやロゴマークを作り込んで、色々と調べて梱包資材なども調達した。

元々ブログ運営していた経験が活きて、販売サイト(当サイト)もワードプレスとプラグインのウーコマースを組み合わせて全て自分で作り上げてみた。

 

嫁さんに珈琲通販チャレンジしてみる!と言ったら、「面白そうじゃん応援する!」と言ってくれた。

実店舗のない通販店でも開業の届出のために屋号が必要と分かった。

サラリーマンの自分がまさか屋号を考える日が来るとは想像もしていなかった。

嫁さんと考え抜いて屋号は「あしたも焙煎」にした☆

 

その後、保健所や税務署などに届出を出して2022年12月に開業・販売スタート。

オープン直前あたりのお話はコチラで紹介しています。

・・・それから1年が経過・・・

ここからは開業から1年経った現在の状況、確定申告など新たにすべき事などを紹介していきたいと思います。

開業から1年後どうなったか

販売動向と労働時間

販売開始から丸一年がたちましたが、有難いことに沢山のお客様に支えられ出荷数は約700となりました。

本当にありがたいことで大感謝です。

定期購買で利用して下さる方も増えてきています☆彡

お客様がどんと増えれば嬉しいかも知れません、しかし当店(自身)のキャパを超えてしまうと大変なことになります・・・

なので特に広告などは打たずに、販売サイトのSEO対策と、X(旧Twitter)、Instagram、フェースブックでのアピールのみにしています。

 

焙煎を行うペースは週2回程度で、平日は会社から帰った後や休日に焙煎をしています。

オーダー内容により異なりますが、作業時間は1回あたり約2~3時間(豆の計量、ハンドピック、焙煎・冷却、梱包、発送)となります。

本業やプライベートに大きな負担をかける事なく、無理のないペースで続けることが出来ています。

「キャパを超えず、無理のないペースで副業」

これが重要な点と考えていますが、

作業効率(時間短縮)改善のための仕組みづくりを、開業初期の段階で確立しできた事が大きなポイントでした。

 

ざっくりですが焙煎1バッチあたり20分程度(生豆投入から煎り止め後の冷却まで)がかかるので、頑張っても1時間に3バッチが限界。

しかし、当店では同時進行で2種類焙煎できる仕組みを作ったため、1時間で6バッチまで対応できます。

ですので多品種のオーダーをうけても短時間で焙煎をこなすことが出来ます。

時間差を活用した2バッチ同時焙煎や冷却の仕組みは、また別の機会に紹介したいと思います。

はじめての確定申告

開業後は、焙煎と仕入、メルマガ配信やサイトのメンテナンスをひたすら繰り返すのみ。

そして、1年経過してやらなければならないのが「確定申告」です。

サラリーマン一筋だったので確定申告も初経験、色々調べながら自分で進めなければなりません。

 

開業直後の話に戻りますが、オープン後の販売動向から20万円の副業ラインに乗りそうと思えたので、帳簿付けは当初から毎月行っていました。

複式簿記で帳簿をつけるのは大変そうだったので、「白色申告」することを前提としてエクセルで簡易帳簿を作成していました。

実店舗なしで大きな初期投資がかからないので白色でも良いと思っています。

もしも、実店舗を構えるとか、数十万~数百万の焙煎機を調達するような計画があれば、白色から青色申告に切りかえて、赤字を繰越して節税すべきと思っています。

 

さて、確定申告の方法ですがe-Tax(WEB上での申告)で行ないました。

マイナンバーカードを取得していればマイナポータル経由で、源泉徴収票、国民年金基金掛金、医療費や控除証明書等のデータを一括取得して自動入力する機能もあります。

初めてなので色々と不安で手間取りましたが、スマホでマイナポータル連携などを行って準備を進めました。

先日、確定申告を無事に終えることが出来ました。

やっと「副業1年生の卒業」かなと思っています。

さいごに

という事で、開業からオープン1年経過の様子を紹介してみました。

コーヒー販売や副業に興味のある方に少しでも参考になる部分があれば幸いです☆彡

それではまた^^!