コーヒーノキ初開花から5カ月 目指すは自宅で育てた珈琲豆で焙煎⭐︎

こんにちはハッピーサトです!

今回は当店で育てているコーヒーノキの成長状況を報告したいと思います^^!

ゴールデンウィークあたりに初開花を迎え、大きさ数ミリの小さな赤ちゃんチェリーを発見しからもうすぐ5カ月経過というところ。

その緑色の艶のあるの赤ちゃんチェリーたちは順調に育ってくれて、現在1.3センチほどの大きさになりました。

通常おおよそ6~8カ月間かけて1.5~2センチの大きさに成長し、真っ赤なチェリー(ブルボンアマレロなど一部の品種は黄色で完熟)になると完熟のサイン。

このペースのまま育てば年末~年明けにでの収穫が期待できそうです(鳥に食われることが無ければ・・・)。

コーヒーチェリーの果肉がどのような甘さなのか食べて確かめるのも楽しみなのですが、やはりこの豆を手摘みして、精製して、焙煎してコーヒーの香味を確かめるのも楽しみ。

一般的には、コーヒーベルトの生産国のような標高(約1,500m前後)の気温差や、火山性土壌が豊かな酸味・香り・甘味を生じさせると言われています。

当店で育てているコーヒーノキはアラビカ種ですが、そのなかでもブルボン、ティピカ、カトゥアイ、カティモールなど、どの品種かによっても香味が変わってきます。

一方、当店の栽培環境は東京の海抜70m前後で栽培で、一般的な珈琲産地とは土壌も全く異なるため、酸味も甘みも少ない平坦な香味になるのかもしれません。

とは言え、自分で育てた愛情が詰まっているので、どんなタイプの味だとしてもきっと美味しいものに感じられると思います☆

 

さて、気になる収穫数。

開花結実した数がそもそも少なかったため、収穫量は恐らく現在の様子から見て15~25チェリーほどと予想しています。

1つのチェリーから2個のタネ(コーヒー豆)が取れますので、歩留まりはさておき単純に30~50粒くらいが精製できると仮定すると・・・おおよそ1杯分

1年がかりの栽培・精製から出来上がる貴重な1杯になります^^;

いつかこんな風に豆が育った木を眺めながらカップを楽しみたいと思います。

ちなみに本来であればコーヒーノキ1本から約3㎏(約1000個)のチェリーが収穫できるといわれています。

その3㎏のチェリーを精製(脱穀・乾燥等)すると約500g程度、さらに生豆を焙煎すると15~20%ほど重量が減少するので最終的には約400gのコーヒー豆となります。

1杯10gのコーヒー豆を使うと仮定すると、1年かけて1本の木からやっとコーヒー40杯分が味わえるという事です。

 

生産国や農園の人々にも思いをはせると、いつもとはひと味違った香味に気付けるかもしれません^^

それではまた^^!