こんにちはハッピーサトです。
東京ビッグサイト(国際展示場)で、9/27(木)~9/30(土)に開催された展示会イベント「SCAJ 2023」に行ってきました。
SCAJというのはSpecialty Coffee Association of Japanの略で、今回はその名の通りスペシャルティコーヒーのイベント。
2024年のコーヒー展示会イベント情報
①カフェレスジャパン 7/16(火)~7/18(木)東京ビッグサイトで開催
CAFERES JAPAN 2024|日本最大級のカフェ・ベーカリー・レストラン向け総合展
②SCAJ2024 10/9(水)~10/11(金)東京ビッグサイトで開催
SCAJ2024: WORLD SPECIALTY COFFEE CONFERENCE AND EXHIBITION (scajconference.jp)
1日だけでは時間が足りないと思ってたので、2023年のSCAJへは有休をとって二日間参加しました^^;
これは二日目9時45分頃の開場前ゲートの写真。2万5千人が来場したこの二日目は物凄い混雑ぶりで会場内を自由に歩くのが困難なほどでした・・・。
ちなみにトータルで6万9千人の来場者数(初日:1万9千人、2日目:2万5千人、3日目:1万9千人、4日目:5千人)の来場者数だったみたいです。
会場では世界各国(アフリカ、中南米、アジア)のコーヒーを試飲できました。
パナマのゲイシャやジャマイカのブルーマウンテンなど、普段は手が出せない高価なコーヒーも試飲で味わえました。
特にパナマ・ゲイシャのブースは会場で一番の大行列で、滞留して周辺を通過できないくらい混雑していました。
世界的にスペシャルティ基準が「豊かな酸味=良質な豆」という事なのだと思いますが、
印象としては会場の8割のブースはミディアム~ハイ(中浅~中煎り)くらいの焙煎度の酸味やフルーティーさが良く感じられれるものでした。
個人的にはシティ~フルシティ(中深~深煎り)くらいが好きなのですが、この手のイベントのブースでは少数派の焙煎度ですね^^;
あと、近年の流行でもあるアナエロビック(嫌気性発酵)の豆が多いと感じました。
確かに香りが豊かになりますしブレンドや水出しコーヒー用にも良いとも思えますが、個人的にはアナエロビックは豆本来の味というより手の加えられた別物というイメージを持っています。
ですので当店では、基本的にはウォッシュ、ハニー(パルプドナチュラル)、ナチュラルの採用がメインになっています。
エチオピアの生産者ブースでは、コーヒーセレモニー(日本で言う茶道のようなおもてなし作法)方式で女性がジャバナ(粉を入れてコーヒーを作るポット)でカップに注ぎ試飲を行っていました。
ベトナムのブースでロブスタとファインロブスタを試飲したらとても美味しくて「めっちゃ香味が豊かですね!びっくりした、美味しい!」と思わず感動して伝えたのですが・・・。
まさかの展開で、目の前の方がベトナム現地農園で実際にそのコーヒーを育てている生産者の方で、とても喜んでくれました。
現地の方に直接「美味しい」「ありがとう」と言葉や感動を伝えられると思っていなかったので、こちらとしても非常に貴重な体験となりました。
会場にはアフリカや中南米の現地の方などが大勢いらっしゃって、ブースを覗いていたら黒人の方がやってきて英語でダーッと説明をして来たりという事も^^;
英語は聞こえても喋ることが出来ない・・・ですが、現地の方と話せる貴重な機会はなかなかない!そう思い、覚悟を決めこちらから喋ってみたりもしました。
意外と会話になり嬉しかったのですが「やっぱり英語喋れた方がいいよなあ・・・頑張らなきゃ」と反省。
さて、自分は生豆の調達ルートの商談が目的でしたが、今回も1キロ単位でも取引可能な新たな商社数社と巡り合う事もできました。
とある商社の方で手網焙煎されている方と焙煎トークで盛り上がったり、別のブースではカスカラ(コーヒーチェリーの皮の部分)の味の違いの話で盛り上がったり・・・
かなりマニアックで楽しい2日間になりました。
生豆などとは別にお土産にルワンダの民芸品を入手。デザインは何種類かありましたがバナナの皮を用いて作ったゴリラのプレートを選びました。
コーヒー農園は野生動物の保護公園と近かったり、組合でローランドゴリラや様々な絶滅危惧種の保護・支援活動を行ったりしている所もある。
コーヒー産地とその活動がイメージできるような素晴らしい一品だなと感じました^^
来年もこうしたコーヒー関連のイベントには足を運び刺激を受けようと思っています。
それではまた^^!
別のイベント「カフェレスジャパン」参加時の内容はコチラで紹介しています。